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空き家物件とは?活用が求められる不動産

167用語解説

空き家物件とは、居住者や利用者が長期間不在で、使用されていない建物のことです。

空き家物件とは

空き家物件とは、その名の通り、居住者や利用者が長期間不在で、使用されていない建物のことを指します。一般的には、電気・ガス・水道の使用状況や、郵便物の投函状況などから判断されます。相続によって所有者が変わっても、そのまま放置されているケースや、転居後に利用されなくなるケースが多く見られます。

なぜ重要なのか

空き家物件は、少子高齢化人口減少が進む日本において、社会的な課題としてその重要性が増しています。適切な管理がなされない空き家は、建物の老朽化による倒壊の危険性、不法投棄や不審者の侵入による治安悪化、景観の悪化、衛生環境の悪化など、周辺住民に多大な影響を及ぼす可能性があります。また、固定資産税などの税金は発生し続けるため、所有者にとっても負担となります。そのため、国や地方自治体は「空家等対策の推進に関する特別措置法」を制定し、空き家対策を強化しています。空き家を有効活用することは、地域活性化や新たな住まい方の創出にも繋がるため、その重要性は非常に高いと言えます。

具体的な場面

空き家物件は、様々な場面でその存在が問題視されたり、活用が検討されたりします。

* 相続発生時: 親族が亡くなり、実家が空き家になるケースはよくあります。遠方に住んでいる相続人が管理しきれず、そのまま放置されることがあります。 * 転勤・転居: 転勤や子どもの独立を機に、それまで住んでいた家が空き家になることがあります。売却や賃貸に出すタイミングを逃し、そのままになるケースも少なくありません。 * 地方創生: 地方では人口減少により空き家が増加し、地域の活力が失われる原因となっています。移住者を呼び込むための住宅として、空き家をリノベーションして活用する取り組みが進められています。 * 投資物件: 比較的安価で取得できる空き家をリノベーションし、賃貸物件や民泊として運用する不動産投資も注目されています。

覚えておくポイント

* 特定空き家制度: 倒壊の危険性がある、衛生上有害となる恐れがあるなど、特に問題のある空き家は「特定空き家」に指定されることがあります。特定空き家に指定されると、自治体からの指導や勧告、命令に従わない場合、固定資産税の優遇措置が解除され、税負担が増加する可能性があります。 * 空き家バンクの活用: 各自治体が運営する「空き家バンク」は、空き家を売りたい・貸したい所有者と、空き家を利用したい人をマッチングする制度です。補助金制度などが利用できる場合もあります。 * リノベーション・リフォーム: 空き家を再活用する際には、大規模なリノベーションやリフォームが必要になることが多いです。費用や期間、デザインなどを事前に検討することが重要です。 * 相続対策: 空き家を相続する可能性がある場合は、事前に家族で話し合い、売却、賃貸、解体など、今後の活用方法を決めておくことがトラブル回避に繋がります。 * 専門家への相談: 空き家の売却、賃貸、管理、解体など、専門的な知識が必要となる場面が多くあります。不動産会社、司法書士、税理士、建築士など、各分野の専門家に相談することで、適切な対応が可能です。