「固定資産税評価額とは?」不動産の価値を測る公的な基準
固定資産税評価額とは、固定資産税などを計算するための、市町村が決定する不動産の評価額です。
固定資産税評価額とは
固定資産税評価額とは、土地や家屋といった固定資産の価値を、市町村(東京23区は都)が独自に評価し決定する金額です。この評価額は、固定資産税、都市計画税、不動産取得税、登録免許税といった不動産関連の税金を計算する際の基準となります。3年に一度見直しが行われ、評価額は固定資産税課税台帳に登録されます。
なぜ重要なのか
固定資産税評価額が重要である理由は、不動産を所有する上で発生する様々な税金の根拠となるためです。この評価額に基づいて税額が決定されるため、不動産を購入・所有する際には、将来的な税負担を把握するために不可欠な情報となります。また、相続税や贈与税の計算においても、この評価額が基準となる場合があります。不動産の売買価格とは異なり、公的な基準として客観的な価値を示すものとして利用されます。
具体的な場面
固定資産税評価額が活用される具体的な場面は多岐にわたります。
* 固定資産税・都市計画税の納税通知書: 毎年送付される納税通知書には、課税対象となる土地や家屋の固定資産税評価額が記載されており、これに基づいて税額が算出されています。 * 不動産を購入する際: 不動産取得税や登録免許税の額を事前に知るために、固定資産税評価額を確認します。特に中古物件の場合、売買価格と評価額が大きく異なることがあります。 * 相続・贈与を行う際: 相続税や贈与税の計算において、不動産の評価額として固定資産税評価額が用いられることがあります。ただし、相続税評価額は固定資産税評価額を基に補正される場合もあります。 * 不動産を担保にする際: 金融機関が不動産を担保として融資を行う際、担保価値の目安の一つとして固定資産税評価額が参考にされることがあります。
覚えておくポイント
1. 実勢価格とは異なる: 固定資産税評価額は、市場での売買価格(実勢価格)とは異なります。一般的に、固定資産税評価額は実勢価格の70%程度が目安とされています。 2. 3年に一度見直し: 評価額は3年に一度、基準年度に見直しが行われます。この見直しにより、評価額が変動し、それに伴い税額も変わる可能性があります。 3. 評価額の確認方法: 固定資産税評価額は、毎年送付される固定資産税の納税通知書で確認できるほか、市町村役場の固定資産税課などで「固定資産評価証明書」や「固定資産課税台帳の閲覧」によって取得できます。 4. 軽減措置の適用: 住宅用地や新築住宅などには、固定資産税や都市計画税の軽減措置が適用される場合があります。評価額自体は変わりませんが、税額が軽減されるため、適用条件を確認することが重要です。 5. 不服申し立て: 評価額に疑問がある場合、固定資産評価審査委員会に対して不服申し立てを行うことができます。ただし、申し立てには期間が定められていますので注意が必要です。
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