住宅ローン
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JICCとは?個人の信用情報を管理する機関

136用語解説

JICCは、個人の信用情報を収集・管理する信用情報機関の一つで、ローンやクレジットカードの審査に利用されます。

JICCとは

JICCとは「株式会社日本信用情報機構(Japan Credit Information Reference Center Corp.)」の略称で、個人の信用情報を収集・管理している信用情報機関の一つです。主に消費者金融やクレジットカード会社、保証会社などが加盟しており、これらの企業が顧客の信用情報をJICCに登録し、またJICCから情報を取得することで、個人の返済能力や信用力を判断する際の重要な材料として活用されています。

なぜ重要なのか

不動産購入や賃貸契約、特に住宅ローンを組む際には、金融機関が申込者の返済能力を厳しく審査します。この審査において、JICCに登録されている信用情報は非常に重要な判断材料となります。過去の借入状況、返済履歴、延滞の有無などが詳細に記録されており、金融機関はこれらの情報をもとに申込者がきちんと返済できる人物であるかを判断します。信用情報に問題があると、住宅ローンの審査に通らない、あるいは希望する条件での借り入れが難しくなる可能性があります。また、賃貸契約においても、家賃保証会社の審査で信用情報が参照されることがあります。

具体的な場面

例えば、あなたが住宅ローンを申し込んだとします。金融機関は、あなたのJICCに登録された信用情報を照会し、過去のクレジットカードの支払い状況や他のローンの返済履歴、自己破産などの金融事故情報がないかを確認します。もし過去にクレジットカードの支払いを何度も滞納していたり、消費者金融からの借入が複数あったりすると、金融機関は「この人は返済能力に不安がある」と判断し、ローンの審査に落ちる可能性があります。また、賃貸物件を借りる際に、家賃保証会社の利用が必須となるケースが増えていますが、この保証会社もJICCなどの信用情報機関に加盟しており、申込者の信用情報を確認することがあります。信用情報に問題があると、保証会社の審査に通らず、結果として物件を借りられないといった事態も起こり得ます。

覚えておくポイント

* 信用情報は定期的に確認する: ご自身の信用情報に誤りがないか、また不本意な情報が登録されていないか、JICCに情報開示請求を行うことで確認できます。年に一度程度、確認することをおすすめします。 * 支払いの遅延は避ける: クレジットカードの引き落としや各種ローンの返済は、期日までに確実に行いましょう。わずかな遅延でも信用情報に記録され、将来の審査に影響を与える可能性があります。 * 多重債務に注意する: 複数の金融機関から借り入れがある場合、返済能力を超えた借り入れと判断され、信用力が低下する可能性があります。計画的な借り入れを心がけましょう。 * 携帯電話の割賦払いも信用情報: 携帯電話端末の分割払いも、ローンの一種として信用情報に記録されます。支払いを滞納すると、住宅ローン審査などにも影響が出ることがあります。 * 信用情報の回復には時間がかかる: 一度信用情報に傷がつくと、その情報が抹消されるまでには一定期間(数年間)を要します。日頃から信用情報を意識した行動が重要です。