建築・リフォーム
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「エネファームとは?」自宅で発電する高効率システム

174用語解説

エネファームは、都市ガスやLPガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させて電気と熱を同時に作り出すシステムです。

エネファームとは

エネファームは、都市ガスやLPガスを燃料として、自宅で電気と熱を同時に作り出す「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の愛称です。ガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させることで発電し、その際に発生する熱を給湯や暖房に利用します。これにより、エネルギーを無駄なく効率的に活用できるのが特徴です。

なぜ重要なのか

エネファームが重要視される背景には、エネルギーの効率的な利用と環境負荷の低減があります。従来の発電所からの送電では、発電した電気の一部が送電ロスとして失われてしまいますが、エネファームは自宅で発電するため、送電ロスがほとんどありません。また、発電時に発生する熱も無駄なく利用することで、総合エネルギー効率を高めることができます。これにより、家庭でのエネルギー消費に伴うCO2排出量の削減に貢献し、地球温暖化対策としても有効なシステムとして注目されています。

具体的な場面

エネファームは、主に新築戸建て住宅リフォーム時に導入されることが多いです。例えば、オール電化住宅と比較して、ガスと電気を併用するハイブリッドなエネルギー供給体制を構築したい場合に選ばれます。また、停電時には、一部のエネファーム機種で発電を継続し、特定のコンセントから電力を供給できる「停電時発電機能」を持つものもあり、災害時の備えとしても有効です。日中の電気使用量が多い家庭や、給湯・暖房の需要が高い家庭において、光熱費の削減効果が期待できます。

覚えておくポイント

* 高いエネルギー効率: 発電と同時に発生する熱も利用するため、総合エネルギー効率が非常に高いです。 * 環境負荷の低減: CO2排出量の削減に貢献し、地球温暖化対策に寄与します。 * 光熱費の削減: 電気とガス料金の合計を抑える効果が期待できますが、ガス料金のプランや使用状況によって変動します。 * 導入費用と補助金: 初期導入費用は高額ですが、国や自治体からの補助金制度が利用できる場合があります。最新の補助金情報を確認しましょう。 * メンテナンス: 定期的なメンテナンスが必要となります。メーカーや販売店に維持管理費用やサポート体制について確認しておくことが重要です。